[Archive]Together For 311 第一回追悼式

<03.15.2016>
Fellowship for Japanが主催したマンハッタンの教会での追悼式が、
ニューヨーク時間10日土曜日夜、日本時間の3月11日朝に行われました。

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(C)2012 CANNASASA

1年前の震災の支援のために生まれた、ニューヨークだけで
100以上もあるグループが賛同してくれて実現したこのセレモニー。
何人くらい集まるのかまったく予想ができなかったのですが、
1000席の教会に1200人もの人が集まってくれたんです!!
しかも日本のテレビ局と新聞ほぼ全部取材してくれたので、
見てくれた方もいらっしゃるかもしれません。

いったいどんな追悼式だったのか、
そしていったいどんな人が集まってくれたのか、
ニュースでは伝えられなかった内容も含め、
ニューヨーカーの視点も加えてレポートします。

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©2012 GION

「この追悼式のことをフェースブックで知ってかけつけました。
311には追悼式が必要だと思っていましたから。ちょうど911のように。」

といコメントしてくれたはニューヨーカー、ロバートさんです。

教会を埋めた1200人、
8割は日本人と日系アメリカ人、
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©2012 CANNA SASA
そして家族やお友達に日本人がいる日本にゆかりの深い方、
日本のアニメファンまで、さまざま、
でも震災で犠牲になった方々のために祈りたいという気持ちはひとつでした。

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©2012 Tomonori Iwata

ジャズシンガーTAEKOさんが歌う君が代とJ-RENEEさんのアメリカ国家で幕を開け、
続いて壇上に上がったニューヨーク総領事、広木重之大使のスピーチのあと黙祷。
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©2012 Romi Uchikawa

そして被災地からは、ご家族をなくされるという悲劇に見舞われながらも、
史上最年少で宮城県名取市議会議員に初当選した、荒川洋平さん。
そして、 宮城県南三陸町志津川病院で、命がけで救命活動を行い、
タイム誌世界の100人にも選ばれた菅野武先生からのビデオメッセージ。

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©2012 GION

さらに ニューヨークから支援に飛んだ最初の医師のひとり、カール・ラマニさんの体験。
さらに震災直後に募金活動を行ったリッジウッド高校のスプリンガー・花さんと
ワイズマン・フィリップ・ユウキくんのスピーチ。

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©2012 CANNA SASA

そして最後に、やはりこの番組で紹介した「福島えがおラッピングペーパー」の
原画を描いてくれた、福島県相馬市のみなと保育園の子供たちからの、
ビデオメッセージが流れました。

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©2012 GION

笑顔いっぱいの子供たちのメッセージが、会場では涙を流す人も少なくありませんでした。

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2012 GION
.
この追悼式を企画、プロデュースしたのはFellowship for Japanのリーダーで
EMIJapanのアーティスト、AKさんです。

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(C)2012 GION

「日本支援グループが震災直後にものすごい数生まれて、その団体同士が横でつながって、
フェローシップ・フォー・ジャパンという横のつながりができた時から、
そして私が被災地に行って子供たちにあったり、保育園コンサートとか被災地の方々に出会って、
絆ができてしまった人たちのことを思うと、この一周忌にあたって
もう一度ニューヨークから、離れているけれど忘れてないから、ニューヨークは絶対忘れないし、
これからもいっしょに復興させていこうね、というメッセージを、
離れていても気持ちは届けられるというというところに着眼して、
みんなでとにかくひとつになる、ひとつになってメッセージをおくる、というのが大事、
ということを 話して、この実現に向かって歩きました。」

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©2012 GION

追悼式の終盤近く、オペラ歌手、田村麻子さんの歌うAmazing Graceが教会に響き渡り、
続いて懐かしい「ふるさと」のメロディー共にセレモニーは終わりました。
故郷を遠くはなれた私たちジャパニーズニューヨーカーにとっては
深い思いがこみあげてくる歌でもありました。

AKさんはこんなふうにも話してくれました。
「多分日本人にとっては、世界中どこにすんでいたとしても複雑な1年だったと思うんです。
自分ができる事って限られているんですよね。
でも被災地の人のこと、大丈夫かな、今日はどうしてるかな、と思う事が、
一番気持ちがつながってく大事なことだな、と思っているので、
この1年はその連続をみなさんが感じられた1年だったと思います。」

普段は口に出す事も、語り合うこともできないその気持ちを、
1200人でわかちあうことができた、そんな1時間でした。

そして最後にニューヨーカーからのメッセージを聞いてください。

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©2012 GION

日本人で育ち、今はニューヨーク在住のDJ ALEXとそのワイフのセーラさん
「自然災害、そして人が起こした災害がこれほどの影響を与えるということを
世界は決して忘れてはいけないと思う。」
「地球の反対側から復興を祈っています。必ず復興すると信じています。」
追悼式のビデオとオーディオを担当してくれたリチャードさん
「世界は一つだ、このような悲劇にみまわれたこと、
そして今日のような追悼式がそれを世界に思い出させてくれることを祈っているよ。」
日本が大好きというロバートさん、
「子供たちが一番大きな影響を受けていると思う。子供たちのために祈りたい。」

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©2012 Romi Uchikawa.

そう、私達はこの福島の子供たちがずっと大きくなるまで、
見守っていきたい、
ニューヨークはこれからも被災地を決して忘れない、
みんなでその誓いを新たにしたひとときでした。
まだまだたくさんの写真をフェースブックでみることができます。
4人のフォトグラファーによる1000枚の記録、
311のニューヨーカーの表情、ぜひご覧ください。

http://www.facebook.com/TOGETHERFOR311

*この記事はJFN Flowersのアーカイブから転載したものです。

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