(JFNのラジオ番組Day By Dayにレポートした内容を再構成しています)
ロックの殿堂、日本ではまだ知らない人も多いと思いますが、アメリカではグラミー賞と並ぶ権威ある賞なんです。 どこが違うかというと・・・
グラミーはその年に活躍したアーティストがもらう賞なのに比べ、ロックの殿堂は、ロックンロールを始めアメリカのポピュラー音楽の進化・発展に貢献したアーティストが毎年選ばれる。選考対象になれるのはデビューから25年経ってから。つまり25年以上第一線で活躍している、または愛され続けているアーティストだけがもらえるという権威ある賞。
今回はアメリカ・クリーブランドにあるロックの殿堂と提携した、ロックの殿堂としては初めての海外ミュージアム。一体なぜ日本に?という疑問にグレッグ・ハリス館長は「日本はアメリカに続く世界2位の音楽市場で、アメリカの次にロックンロールを愛してきた国だから」。
有楽町インフォスを入ると正面に巨大なロックの殿堂のロゴ、マイケル・ジャクソンやプリンスなどの天井まで届くような巨大写真が。
ギャラリーにはクリーブランドから初めて日本に上陸する選りすぐったアーティストの楽器や衣装が数十点、 。今回は衣装と楽器が中心、例えば・・・




ロックの殿堂では毎年殿堂入りセレモニーと、殿堂入りしたアーティストによるコンサートが開かれる。このビデオが週替わりで見られるシアター。
入り口を入ったすぐのところには、50本以上のギターが使われた照明器具。

クリーブランド本部からのゲストも招いて記者会見がありました。このオープンのためにロックの殿堂本部の社長グレッグ・ハリスらが駆けつけました。

音楽は時代や世代、そして国境を越えるということを、アーティストたちが実際に着た、触れた衣装や楽器で伝えてくれる素晴らしい展示。グレッグ館長によれば、これからもっと大規模なプロジェクトをやっていく予定というからとても楽しみです!
23日朝10時オープン。ぜひウェブサイト http://rrhfj.com をチェックしてみてください
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