(JFNのラジオ番組Day By Dayにレポートした内容を再構成しています。メインパーソナリティは桑原りささんです。)
ニューヨーカーちょっと焦り始めている人が多くなっている。ハロウィーンのコスチュームどうするか?10月31日まであと1週間を切ったから!
10月に入るとみんなどうしよう?と悩み始める。そしてネットでトレンドのコスチュームを検索します、そしてネットでオーダーするのは今日あたりが最後のチャンス!
ハロウィン日本でも盛り上がると思いますが、アメリカ人は3億2千万人のうち7割7あがハロウィンに参加。クリスマスにも迫る? というのは言い過ぎですが、母の日やバレンタインデーなど、アメリカを代表する大イベント。
今年のハロウィンにアメリカ人が使うお金の合計、$9.1B (1兆円くらい)
何にお金を使うのか? 一番多いのはコスチューム。
基本的にアメリカの子供はほぼ全員コスチュームを着ると思っていい。これは以前から変わらないのですが、今年は実にアメリカ人の大人の二人に一人はコスチュームを着るところまできました。

でどんなコスチュームを着るのかが問題です。どんなコスチュームがトレンドなのかを検索しますが、グーグルで検索された、トップのコスチュームトップ3をチェックしてみると・・・・
第3位:Clown つまり ピエロ。今年は「IT」というスティーブン・キングのホラー映画が大ヒットして、その中のPennywiseという怖い ピエロになる人がかなり多そう。
第2位:Harley Quinn こちらは去年の大ヒット映画Suicide Squadに出てきたDCコミックスのスーパーヴィラン、強くてクールな女キャラは去年から引き続き人気。
第1位:Wonder Woman この夏の大ヒットになった映画。以前から定番の人気だが今年は一気にトップに浮上。今年も人気はポップカルチャー系、そして女性キャラが強いのも注目です。
でも数的に一番多いのは、定番のコスチューム大人は魔女、ドラキュラ、ゾンビ、スーパーマンなどのスーパーヒーロー、ナース・・・子供はスーパーマン、バットマン、プリンセスなどが定番。
中には問題のコスチュームも! 政治的なコスチュームです。
「The Wall」壁のコスチューム。
大きなベストがレンガの壁模様になっていて、The wallと書かれているだけなんですが、これはメキシコの壁のこと? とソーシャルメディアで大きな話題になりました。
その他メディアで話題の政治的なコスチュームは、
NASAの宇宙飛行士:トランプ大統領がNASAの予算カットに反対
トランプ大統領のツイートが両足に書かれたスリッパ
フェイクニュースと書かれたドレス、などがネットで売られて話題になっています。
そしてトランプ公認のアイテムも!正確には、トランプの選挙事務所公認、選挙事務所が限定発売したキャップ。
トランプのおなじみのキャップといえば、赤いMake America Great Againという帽子が有名これをハロウィーン仕様にしたというか、オレンジのカボチャ色で、文字の代わりにジャックオーランタンの顔がついている。値段は$45で(高い!)昨日発売と同時にあっという間にソールドアウトしたようです。
こういうコスチュームで子供はもちろん、Trick or Treat、大人は今週末にパーティ(クラブやバー、ホームパーティなど)ハロウィン当日は、アフターワークに会社でパーティ。そして、パレード!ニューヨークのビレッジ・ハロウィンパレードには200万人が出る夜の大パレード!
世の中色々ありますが、楽しむ時は思い切り弾けて楽しみたいですよね!
少し早いですがHappy Halloween!
Day By Day(JFN系全国19局ネット)青森・岩手・秋田・山形・栃木・長野・福井・岐阜・滋賀・山陰・岡山・山口・徳島・高知・香川・大分・佐賀・長崎・鹿児島
http://park.gsj.mobi/program/show/27306