トランプ大統領へのセクハラ訴訟が弾劾のきっかけになる?Defamation case against Trump may proceed

ちょうど2週間前の3月8日はInternational Women’s Dayでしたが、アメリカの3月は一ヶ月通してWomen’s History Monthなんです。そして奇しくも今、トランプ大統領に対する、女性たちからの訴訟が大きなニュースになっています。

先週のこの時間、トランプ政権の混乱の話題をお伝えした時、メディアに大きく取り上げてもらうことで、他の重要案件から目をそらせる意図が含まれている、とお伝えしましたが、その 重要案件の一つがロシア疑惑、そしてもう一つが、「女性問題」です。

ここ数週間大きなニュースになっているのは、ポルノ女優のストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さん。およそ10年前にトランプ大統領と性的関係を持ち、その口止め料としておよそ1300万円を受け取ったことが発覚、トランプ側の弁護士は「喋ったのは契約違反」と訴えたのに対し、逆にStormyさん側から「トランプ大統領自身がサインしていないから契約は無効、さらに自分を黙らせるための数々の脅しを受けた」と逆訴訟。

Stormyさんは1300万円は返すと主張し、同時に弁護士費用のためのクラウドファンディングをスタートして、1週間で3000万円近くを集めました。さらに過去に自発的に嘘発見機での判定を受けたことなども報道されて騒然としています。

さらにやはり同じように元プレイボーイのプレイメイトの女性が似たような訴訟を起こして、ダブルでニュースに。

このように、トランプ大統領への信頼が微妙に揺らぎつつある中で、もう一つ、トランプ大統領にとって決定的なダメージになるかもしれない訴訟問題が新たな局面を迎えています。

以前、#metooムーブメントの話をした時、少なくとも16人がトランプ大統領にセクハラや性的暴力を振るわれたと主張しているとお話しましたが覚えていますか。

これは2016年の選挙戦のタイミングでしたが、トランプ大統領は逆に「彼らの主張は全部嘘、売名行為」と激しく非難、そのおかげで、女性の1人Summer Zervosさん(トランプ氏の番組「アプレンティス」の出演者だった)が「仕事や私生活に大きなダメージを受けた」と、トランプ大統領を「名誉毀損」でニューヨーク州の連邦地裁に訴えていました。

ところがトランプ側は、「大統領を任期中に、 州の民事訴訟で訴えることはできない」と主張してきました。

しかし今週火曜日、裁判官は「たとえ大統領であっても法の裁きから逃れることはできない」という判断を下し、トランプ大統領はこの容疑に対して、裁判所で証言台に立たなければいけない可能性が出てきました。

ではこれがどんな影響を与えるのか?
実はこの判断のベースになったのは、1997年、クリントン元大統領が同じようなセクハラ訴訟の対象になったことです。そしてこの訴訟をきっかけに、クリントン元大統領の弾劾裁判への道が開かれたという意味で、大きなものでした。

もしかするとこのセクハラ訴訟、ロシア疑惑以上に、トランプ大統領の立場を揺るがすことになるかもしれません。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s