バイデン元副大統領にNG! #metoo時代の人との距離は何センチ?How Close Is Too Close in #metoo Era?

041719

今日の話題は「異常接近」

誰かに異常接近されて嫌な思いしたことありませんか?

問題になっているのがバイデン元副大統領、76歳。来年の大統領選に立候補するすると言われているが、まだ決定していない。この彼に対し、複数の女性が、

「異常に接近されて、居心地の悪い思いをした」と訴え出て大騒ぎになりました。

アメリカ人は握手やハグなどパーソナルタッチが多い印象だけど、今回の訴えはどうやらそれが度を越している。

首を触られて鼻と鼻を押し付けられた
ハグの時に背中を撫でられた、
髪の毛の匂いを嗅がれた・・・

こういう、セクハラまではいかないけど、居心地が悪い思いあなたもしたことない?

これバイデン氏本人は全く悪気はなかった、親しみの表現と言っている。
確かに彼は超フレンドリーなキャラで愛されている人ではある。
こういう人年長世代には結構多い。トランプ大統領もかなり握手が長いし異常接近するタイプ・・・この人はセクハラで訴えられているからレベルが違うが。

でも問題は、こういう「親しみの表現」が男性から女性に向けて行われていること。

かつては、男性はもちろん女性の方もそのくらい当たり前、というか、居心地悪くても我慢すべきと思っていた。

でも#metoo時代になってそれが許されなくなっている。
たとえセクハラでなくても、やはり女性の気持ちを考えてない、女性へのレスペクトがない行為、女性蔑視に繋がっている、というのが今のミレニアル世代の考え方。

だから#metoo後このへんがきちんとしない会社は生き残れないとまで言われている。

例えば、職場では親しい同僚でも絶対ハグしない。
パソコンの前に座っている人の背中に異常接近して指示を出したりしない・・・などの常識が。

問題は、接触だけでなく、接近も。

実はお互いに居心地がいい距離感、パーソナルスペースがあるのは、科学的に証明されている。人間は第二の皮膚を持っていて、危険や障害物から身を守るため、これ以上接近すると脳がサインを出すようになっているそう。

では実際にパーソナルスペースは何センチ?

1960年代にエドワード・ホールという人類学者が定めた値が今も 基準。

家族やごく親しい友達 6cm~45cm
親戚や普通の友達 45cm~1m 22cm
知り合いや同僚 1m 22cm ~3m 70cm

このパーソナルスペースは男性と男性や、男性と女性の場合で違ってくるし、国によっても違う。

ところで日本人は逆にハグが増えているが、ご注意。
握手でさえ、宗教によっては絶対しないという人もいる。
重要なのは、相手が男でも女でも外国人でも、相手に対するレスペクト。でもそこがなかなか難しいのも確かです。

 

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