031420 8:25 AM EDT
アメリカの感染者2200人超え、ニューヨーク市内だけで1日に50人以上増えて150人以上に、本格的な検査が始まる来週は1000人まで増えると予測。他人と距離を置く social distancing 社会的距離戦略が本格化https://www.nytimes.com/2020/03/14/nyregion/coronavirus-nyc-hospitals.html?smid=nytcore-ios-share
031220 11:30 PM EDT
コロナウイルス アメリカでの感染者1600人突破
NY州328人
・NY州:500名以上が参加するイベントや集会の禁止。収容能力が500名以下の施設は収容率を50%に削減。
・NY市は非常事態宣言を発出。
・ブロードウエイの全ての劇場,メトロポリタンオペラ劇場,カーネギーホールは全ての公演の中止を発表。
031220 1:20 PM EDT
コロナウイルス アメリカでは感染者が1200人を超えて急増中。
昨日のWHOのパンデミック(世界的流行)宣言を受けて、トランプ大統領はヨーロッパからの30日間の入国制限を決定。
これだけ市中感染が広がった今、やらないよりはいいがもう遅いという声も。
そしてこの影響でNYの株価は下がり続けています。
国内では大規模イベントが次々中止や延期に、SXSW, コーチェラ、NBA、NYハーフマラソン、NYオートショー、日曜日の大統領選ディベートは無観客で開催。
多くの大学が、オンライン授業に切り替えたり春休み前倒し、公立小中高は基本空いている。親や貧困層への影響が大きいためだが、今日になってニューヨーク市では感染者が63人になったため、市ではこうした学校や、ブロードウェーの劇場もクローズも検討されている。
とにかく多くの人が集まらないように!(禁止しなければアメリカ人は自粛しないため)
そんな中、今トレンド語になっているのが、Social Distancing、ソーシャル・ディスタシングとはなんでしょうか?
日本語にすると「社会的距離戦略」
要するに人が集まる場所を減らして、人と人とが接近する機会を減らすこと。具体的には6フィート=1.8メートル以上接近しないこと。
この効果は1918年100年前のスペイン風邪で証明されている。
スペイン風邪は当時の世界人口の27%が感染したとされるインフルエンザ。1億人近くがなくなったという数字もある、人類史上最悪のパンデミックの一つ。
ちょうど時は第一次世界大戦中で、フィラデルフィアでは兵士を励ますための大規模なパレードに20万人が参加。その3日後には病院のベッドがいっぱいになり、1週間後には4500人がなくなった。
ところが別の都市セントルイスでは、初めての患者が出て2日後には、市内の学校、教会、裁判所などを閉鎖。仕事のシフトも変え、公共交通機関の利用も減らし、20人以上の集会も禁止。その結果死者の数は半分以下に抑えられたという。
アメリカではこれを感染者が多いクラスターを中心に行おうとしている。
また自主的にもSocial Distancingを取ることが呼びかけられているが、これはニューヨークのような都会ではかなり難しい。
またGAFAのような大企業では自宅勤務に切り替えているが、時給で働いている人は仕事に行かないわけにはいかない。
混んだ地下鉄は1台乗り過ごすようにと言われているが、通勤時の地下鉄は相変わらず混んでいる。
その地下鉄だが、前も話したように雑菌ウヨウヨで汚いことで悪名高い。それが駅は1日2回、車両も3日に1回は消毒することになった。もしかすると、この汚い街がコロナのおかげで綺麗になるかも?という一抹の希望が?
次回はもう一つのトレンド語、Homebody economyに付いてお伝えします。