日本人も無関係ではない、アジア系アメリカ人への差別・ヘイトクライムの正体 #StopAsianHate

03-22-21

JFN/TOKYOFM 全国36局ネットのOn The Planetでレポートした内容に加筆再構成しています。)

先日もお伝えしたように、アジア系アメリカ人へのヘイトクライムが止まりません。

トランプ元大統領が「チャイナウイルス」と言い続けて来たことが最大の原因で、「お前らはウイルスだ」「中国へ帰れ」と殴られる、刺される、液体をかけられる、ニューヨーク市内ではヘイトクライムと思われる犯罪行為が今年に入って14件。

また嫌がらせなど犯罪ではないものも含めた事象はパンデミックが始まってから全米で3800件も報告され、これは前年の1.5倍だという。

そしてついに先週南部ジョージア州アトランタで銃撃も。

容疑者の21歳の白人男性は、3箇所のアジア系スパ(マッサージ店)で8人を射殺したが、そのうち7人が女性、6人がアジア系。

ただし当局はまだこれをヘイトクライムとはしていない。その理由として説明された内容に驚愕。

アトランタ市警によると「彼はセックス依存症だった。その誘惑を止めるために犯行に及んだ。」と動機はアジア系へのヘイトではなく、男性を性的に刺激する女性への怒り(ミソジニー)であるかのように述べた。おかげでその店が風俗店のような印象も与えることとなった。

しかしどう見てもアジア系へのヘイトクライムにしか見えないこの銃撃に対し、先週末全米で抗議行動が巻き起こった。私も取材しましたが、

ニューヨークでも複数の場所で数百人から1000人単位の人が集まり、アメリカ上院院内総務のシューマー氏など有名な政治家も多く参加。

ここでのポイントは3つある。

1)まずおそらくアメリカでのアジア系による初めての大規模な抗議行動という事。

人口の6%に満たないこともあり静かだったアジア系がついに声をあげ始めた。

2) アジア系への差別偏見はずっと前からあった事が明るみに出た事。

古くは中国からの移民問題、そして20世紀にアメリカがアジアで戦った戦争で、日本やベトナムなど常にアジア系が敵だったというのも大きい。

さらに80年代の日本との経済摩擦や、最近の中国の脅威もありアジア系に反感や違和感を持つ人は常にいて、偏見や嫌がらせもあったが、殺人にまで発展してしまうともう黙ってはいられないということに。

3) 抗議運動に黒人や白人も数多く参加している事。

これはBLMの流れで、白人も含めあらゆる人種が結束して差別をなくすために声をあげなければ、アメリカの未来はないという事が、若者を中心に浸透して来ている。

こうした抗議行動にアジア系も加わったことで、また新たな展開を見せている。続報またお伝えします。

VOGUE CHANGE(ヴォーグ・チェンジ)に近日中に詳しいルポが出ます。出たらリンク貼りますのでぜひ読んでくださいね

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