オリンピック「開催すべきではない」批判色を強めるアメリカメディアの報道 This Is What American Media Is Talking about Tokyo Olympics

JFN/TOKYOFM 全国36局ネットのOn The Planetでレポートした内容に加筆再構成しています。)

*引用した記事は全てリンクしています。

このところ少しずつ目にし始めていた、アメリカメディアのオリンピック報道、

これまでは、一体どうなるの?という疑問に答える現状報告がちらほらだったのが、ここに来て批判的なアングルのものが増えている。

というのもアメリカでは1度でもワクチン接種した成人が56%に達しているのに比べ、日本での接種は2%以下で相当遅れているというのが知られ始めたから。

まず昨日3日付のアップルニュース・オーディオ。iphoneにデフォルトで入っているニュースアプリで、テレビや新聞をチェックしない若者も日常的に見ている。   そのトップでワシントンポスト紙の記事を引用、

東京オリンピック開催の可否が大問題になる中、菅首相が「決めるのはIOC」と距離を置いていると伝えた。これはリーダーが責任回避していると捉えられたと思う。

ボランティアの深刻なリスクを伝えたのはニューヨークタイムス、

78000人のボランティアには布マスク2枚と消毒液ボトル1本が支給されるだけで、ワクチンはなし、これでは世界中からのアスリートと接触するボランティアが、スーパースプレッダーになる可能性は高い。

当局が日本の安全性を世界にアピールする中、ボランティアは自分で会場に近い高いホテルを取ったり、公共交通機関を避けるために自転車を買ったり、自己責任で自分と家族そしてアスリートの安全をも確保しなければならない状況になっている。

去年の延期からの安全対策も場当たり的と批判的。

看護師の置かれた厳しい状況を伝えたのは全米大手の通信社AP通信。通信社の記事だから4大ネットワークから地方紙、ネットまで広く掲載。

運営側から500人の看護師の派遣を要請され、全国的に看護師が足りない中、人命を軽視した人の気持ちを無視した無神経な行為と怒りと批判を買っていることを報道。

ちなみにこれはアメリカではありえない事。医師以上にリスペクトされる看護師さんは、去年深刻な看護師不足に応えて感染地での看護に赴いた場合、報酬は最大で1週間に100万円だったという。

ちょっと違う切り口なのは、デッドスピンというスポーツのニュースサイト。

聖火リレーが一部カーテンで隠されていると報道。

これは感染者が出た聖火リレーから一般人を守るためなのか、抗議行動を防ぐためなのかと憶測しながら、ここまで一般人を締め出す聖火リレーは意味がないから、それ自体を見直すべきではとコメント。

そしてはっきりと「オリンピックは開催すべきではない」と言い切ったのが、サンフランシスコクロニクルのスポーツコラムニスト。

インドをはじめ世界的にコロナが深刻化する中、世界的な巨大イベントを行う時期ではない。経済優先したアメリカがどうなったか(早すぎる経済再開が死者を30万人の予測から60万人に倍増させたと考えられている)を思い出してほしいとコメント。

こうした声はますます増えていくことが予想される。

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