ダボダボからコルセットへ、ビリー・アイリッシュの大変身から見えて来るアメリカZ世代の今 What Can We Learn About America from Billie Eilish?

JFN/TOKYOFM 全国36局ネットのOn The Planetでレポートした内容に加筆再構成しています。)

05-03-21

アメリカは一度でも ワクチン接種した成人が56%まで来て、まだ1日平均5万人くらい感染していますが少しずつ下がって来てはいます。CDCは先週、ワクチン接種した人は屋外でのマスク義務付けの必要なしと発表。

まだまだ多くの問題はあるのですが、そこはまた別の日に。

そんな中でアメリカは、リベンジショッピングに行く人が激増中。各地のモールにも人が戻っている。ニューヨークの店も少しずつ人が増えている。おこもりでは必要なかったファッションの話題が盛り上がって来ている。

そしてこのタイミングで世界を駆け巡っているニュースが、ファッション誌ブリティッシュ・ヴォーグの表紙になったビリー・アイリッシュ。

去年のグラミー主要4部門独占という記録を打ち立てたスーパースター。彼女がポストしたインスタは6分間で100万いいねがつきインスタの記録更新。

そんな彼女の大変身は4大ネットワークABCの今朝のニュースでも大々的に取り上げられた。

なぜこんなに騒がれているかというと、プラチナブロンドのヘアにコルセットという姿が衝撃的だったから。

ビリーといえばちょっと前までグリーンの髪にダボダボなファッションがトレードマークでこの変身ぶりは衝撃。

少女から大人のセクシーでかっこいい女になったというのはもちろんだが、賛否両論も巻き起こっている。

実はダボダボは90代ファッションのリバイバルもあり、今やZ世代10〜20代前半の若者のファッションのトレンドだが、彼女の影響もかなり大きい。そのタイミングであえて体を締め付けるコルセットというのを持って来た斬新さ。

でもそれだけではない、ビリーのだぼだぼファッションに対して多くの女性が、体の線を見せなくていいことで自由になれる、体を見せるだけがセクシーではない、というメッセージを受け取っていた。

ところが今回セクシーなボディラインを見せたことで、偽善者という意見も。

しかしそれに対し彼女は「私は着ていて気分がいいものを着ているだけ、私を勝手にお手本にしないで」とバッサリ。

一方男性からは「やっぱり彼女もセックスを売り物にするただの女だった」という声に対しては「それがどうした、自分のボディを誇りにするのは自信につながる。それに体を見せようが隠そうが、それで女性へのレスペクトが失われるなんておかしい。」

まさにその通りだが、これは実はもっと深読みできる。

彼女が言うように、こういう女性への偏見が明らかなミソジニーと考える人も増えているが、まだまだそういう感覚を持っている男性も多く、それが#metooに代表される事件の原因にもなっている。つまり挑発するような格好をする女の方が悪いという感覚。

女からすれば挑発していると考える男の方がおかしい。

そういうものも全部ひっくるめて、見かけで判断してほしくない、レッテルを貼られたくない、

みんなが自由になるためにはそういう偏見も全部やめようという、

これは彼女の世代Z世代に代表される考え方だが、それをハッキリ見せたことで、多くの人の目から鱗が落ちたのは間違いないはず。

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