[緊急投稿]トランプ X キム・サミット最終事前チェック:アメリカメディアからThings You Need To Know About Trump x Kim Summit

061018(JFN全国ネットのON THE PLANETの原稿を再構成しました)

歴史的なトランプxキム・サミットまであと8時間、アメリカの主要なテレビは週末から現地にニュースアンカーらを送り込んで中継。しかし、具体的に一体何を期待すればいいのか、何を心配すればいいのか、アメリカ人も日本人以上によくわかっていないので、アメリカメディアが伝える重要ポイントをもう一度整理整頓してみます。

  • とにかく歴史的な会談。

これまで北朝鮮のリーダーと直接会ったアメリカの大統領はいない。その理由は、北朝鮮を国として正式に受け入れていなかったから。これまでにも、北朝鮮の核開発を抑止するために交渉は行ってきたが、北朝鮮側が約束を守らなかった。

  • ではなぜ今回の会談になったのか?

キム・ジョンウンは去年まで立て続けに核とミサイルの実験を成功させ、核カードを使っての外交取引ができる段階になった。つまり立場が劇的に強くなった。逆にアメリカも交渉せざるを得なくなった。そこでオリンピックをきっかけに南北融和ムードを演出、トランプ大統領にラブコール、それに独断でOKと応じて会談決定。それを韓国大統領が絶賛、ノーベル賞という言葉も飛び出した。

では一体交渉は成功するのか? そもそも何が成功なのか? 懸念事項は?

  • とにかく交渉が決裂して武力行使という方向にならなければ、少なくともそれで成功。そのくらいハイリスク。

では懸念事項は?

  • 両国は朝鮮半島の非核化という同じ目標を掲げています。しかし北朝鮮とアメリカの「非核化」の認識は違うと言われています。アメリカは究極的には北朝鮮の全面的な核の放棄と引き換えに、経済制裁の解除を打ち出している。北朝鮮の意図ははっきりしていないが、段階的な核の廃棄と同時に、アメリカが韓国を核の傘で守るのもやめてほしいという意図があると考えられている。
  • アメリカは会談直前になって、核の即時廃棄は求めず、段階的な交渉を、この首脳会談をきっかけに進めていくという方向にシフトしている。
  • しかしその場合、アメリカファーストのトランプ大統領は、アメリカに届く長距離ミサイルは禁止しても、化学兵器など近くの韓国や日本への脅威の解消はしない、北朝鮮国内の人権問題も無視される可能性がある。その不安を助長しているのは・・・
  • 先週末行われたG7サミットで、トランプ大統領は7カ国で決めた首脳宣言(主に関税問題だが北朝鮮の非核化も含まれる)を承認しない、という前代未聞の行動に出た。さらに、クリミア併合によってサミットから追い出されたロシアを、呼び戻すべきと発言。日本や韓国ヨーロッパなどの歴史的なアメリカの同盟国をないがしろにして、むしろロシアや中国、そして北朝鮮近づこうとしているように見えることを警戒する声も。
  • 最初の2時間は大統領とキムの(通訳以外は)二人だけ密室会談になる事が心配という声も。
    しかも大統領が「準備なんていらない、サミットが成功するかどうか最初の数分でわかる」動物的なカンで動くトランプらしい。でもアメリカのビジネスでよくあるエレベーター・ピッチじゃないんだから、大丈夫なのかと思ってしまいますが・・・

とにかく今日の会談から目が離せないのは間違いない。ちなみにアメリカ東部時間21時というプライムタイムを選んだのは、演出に敏感なトランプ大統領の決定だとか。

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