私たちは今どこにいる?経済再開の影でアメリカ死者の1/3は老人ホーム・子供を襲う謎の病気 Where Are We Now? (5/11)

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05-11-20

アメリカのコロナウイルスの状況をアップデートしています。

アメリカの感染者は130万人超え、死者も間も無く8万人に達しようとしています。つまりこの1週間で1万3千人が亡くなった事になります。

そして驚くべき事にアメリカの死者の3人に1人は老人ホームの入居者または介護者であることも明らかになり、彼らをどう守っていくかが緊急課題となっています。*

そんな中最も安全なはずのホワイトハウスでも感染が広がり驚きを与えています。トランプ大統領付きのスタッフとペンス副大統領の報道官に感染が確認され、

国立感染症研究所のファウチ所長らコロナ・タスクフォースのリーダーたちも自宅隔離となりました。

トランプ氏ら政権スタッフは毎日検査しているからいいかもしれませんが、問題は段階的に経済活動が再開されているアメリカ全土です。

現在50州のうちニューヨークなどを除く45の州で再開が始まっていますが、そのうち15の州ではまだ感染が拡大している状況で、多くが検査体制も十分ではないと伝えられています。

それでもトランプ大統領はじめ多くの州が再開に積極的な理由は、先週金曜日に発表された14.7%というリーマショック後を超える失業率です。

しかし経済への不安と同時に、再開による感染の広がりも懸念され、世論調査では国民の3分の2は今の状況での再開に不安を感じています。果たしてビジネスを開けても本当に皆が働きに出るのか、店をどれだけの人が利用するのかなどの疑問も残り続けています。

一方最も感染者が多いニューヨーク州ではシャットダウンが続いています。

感染カーブは依然下がり続けていて、週末の段階で1日の入院者の数が500人を割り、ようやく3月19日、つまりシャットダウン直前のレベルまで下がりました。

クオモ州知事はシャットダウンの期限が切れる今週金曜日から、再開の条件を満たした3つの地域から段階的な再開を始めると発表。しかし感染の中心であるここニューヨーク市に関しては、デブラシオ市長によれば、どうやら5月中の再開はなさそうです。

そして今新たな問題として浮上しているのが、子供達の間に広がる謎の病気です。

高熱と全身の血管の腫れなどの症状で病院に運ばれた子供がニューヨーク州内だけで93人、そのうち5人がなくなりました。これは、川崎病または毒素性ショック症候群に似ているとされ、子供達からはコロナウイルス、またはすでに感染した後と見られる抗体が検出されたという事で、コロナウイルスが原因の疾患と疑われています。同じ症例が全米の10の州、さらにヨーロッパでも報告されているという事で、これまで子供は安全と考えられていた見方が変わりつつあります。

これは経済再開以上に大きな問題になっている学校の再開にも影響を与えそうです。

世界に大きな影響を与えるアメリカの経済がどう再開していくのか、子供達やお年寄りをどう守っていくのか、まだまだ気を緩めることはできない状況です。

*NY州で4月中旬から問題になった老人ホームでの犠牲者に関する日本語記事です。

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